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統合失調症とは

統合失調症

主な特性
  • 発症の原因はよくわかっていないが、100人に1人弱かかる、比較的一般的な病気です。
  • 「幻覚」や「妄想」が特徴的な症状だが、その他にも様々な生活のしづらさが障害として表れることが知られています。
  • 陽性症状
    幻覚 実態がなく他人には認識できないが、本人には感じ取れる感覚のこと。なかでも、自分の悪口やうわさ、指図する声等が聞こえる幻聴が多い。
    妄想 明らかに誤った内容を信じてしまい、周りが訂正しようとしても受け入れられない考えのこと。誰かにいやがらせをされているという被害妄想、周囲のことが何でも自分に関係しているように思える関係妄想などがある。
  • 陰性症状
    意欲が低下し、以前からの趣味や楽しみにしていたことに興味を示さなくなる。
    疲れやすく集中力が保てず、人づきあいを避け引きこもりがちになる。
    入浴や着替えなど清潔を保つことが苦手となる。

    など

  • 認知や行動の障害
    考えがまとまりにくく何が言いたいのか分からなくなる。
    相手の話の内容がつかめず、周囲にうまく合わせることができない。

    など

ポイント
  • 統合失調症は脳の病気であることを理解し、病気について正しい知識を学ぶ必要があります。
  • 薬物療法が主な治療となるため、内服を続けるために配慮が必要です。
  • 社会との接点を保つことも治療となるため、本人が病気と付き合いながら、他人と交流したり、仕事に就くことを見守りましょう。
  • 一方で、ストレスや環境の変化に弱いことを理解し、配慮した対応を心がけましょう。
  • 一度に多くの情報が入ると混乱するので、伝える情報は紙に書くなどして整理してゆっくり具体的に伝えることを心がけましょう。
  • 症状が強い時には無理をさせず、しっかりと休養をとったり、速やかに主治医を受診することなどを促すしてください。
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  • 参照:精神障害のある方と共に働く上でのポイントと障害特性
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